ダウン症の育児
どーも りゅーざきです
母親さん、『ダウン症を産んで良かったと思えること6選』をリストアップしてしまう・・・
僕がよく見ている俺的ゲーム速報というサイトがあるのですが、そこに載っていた記事です
僕は毎日のように障害児支援をしていますからね・・・
普通の人よりはダウン症に詳しいです
なので今回はこのダウン症育児の現実をご紹介していこうと思います
良かったこと
まず今回の記事内容についてですね
ダウン症育児をしている母のブログが話題になっているそうで
僕も覗いてみたのですが、カテゴリランキング1位で凄いなと思いましたね
ブログの記事内ではダウン症を産んで良かったことという内容がまとめられていました
1.なんかエライって誉められる
2.保健師さんが発育をみに来てくれる
3.保育所選びにいつもより親身に対応してくれる気がする
4.月1回の通院で安心
5.近所の小児科で顔を覚えてもらえる
6.発育が遅くても気にならない
・・・普通に考えたら、これらのことはそこまで良かったこととは言えないですよね
育児をして偉いって褒められるのは違和感あるし、病院に高頻度で通うのも大変
発育が遅いのもダウン症の特徴ですね
でもこういう思考になってしまうのも、しょうがないと思う
それぐらいダウン症の育児はしんどいです
しんどいこと
なぜダウン症育児はしんどいのか
僕が何年間か支援してきて、しんどいと感じたことをご紹介します
まず最初に思いつくのは頑固な部分ですね
一度ムキになると、とにかく譲らない
そして大号泣します
最近だと中1のダウン症の男子が家から全く出ず、結局2時間近く動けなくなったこともありました
この頑固さでしんどくなる母親はたくさんいるでしょうね
家でもしんどいけど、外出先とかでやられてもね・・・
次に暴力性ですね
これは個人差があると思いますが、ダウン症児は暴力性も結構あります
何もしていない友達を急に叩いたりするので、トラブルに繋がりやすいです
これは幼少期だけなら良いのですが、大人になってからも普通にありますからね
親としては心配が絶えない日々になることでしょう
そして最後は将来の不安ですね
ダウン症児は知能レベルの差にもよりますが、基本的に成人後1人で自立して生きていく・・・というのは厳しいと思います
通常子供が成人したら、あとは自立してもらって自分の人生を歩んでもらう・・・のが良いのですが
ダウン症児の場合、成人後も親の支援が必要です
そのままずっと支援できれば良いのですが、親の死後のこともあるので、ちゃんと生きていけるかどうかも心配になります
おそらくグループホームなどに預ける形になるとは思うのですが・・・
心労が絶えないですよね
まとめ
まあこのように、ダウン症児の育児は中々にしんどいです
なのでこのブログの良かったことリストはリアルガチなやつでしょう
なんか偉いと褒められると書いてましたが、確かに偉い・・・いや凄いですね
本当ダウン症児を産んで育ててるだけで、尊敬に値します
それぐらい凄いことです
多分この母親の方は、この先も更にしんどいことに襲われると思いますが、頑張って育ててあげてほしいですね