田舎で増える障害者問題
どーも りゅーざきです
僕は障害児を支援する放課後デイで働いています
ただ今回取り扱うのは障害児ではなく、障害者です
単純に児と者の違いは、子供か大人かというだけなんですが
僕が住んでいる田舎では子供の数自体は毎年ガンガン減っています
しかし障害者は減るどころか増えていっている気がします
それには一応理由が存在するんですよね
親元を離れられない
基本的に田舎に住んでいる若者は、高校卒業後に田舎を出ていく子がほとんどです
田舎には就職先もロクに無いので、残るという選択肢がまず無いんです
そのため人口もガンガン減っていってます
しかし障害を持った子ならどうなるのか・・・
軽い発達障害くらいの子ならまだしも、重い発達障害や知的障害を持つ子は、親元を離れていくなんて選択肢がまず取れないんですよね
障害を持った子は基本的に自立した生活を送ることができないので、一人暮らしをするとなると相当手厚いサポートを受けなくてはなりません
でもそれは本人にとっても相当な負担になります
だったら親元を離れずに、田舎に残るという選択肢になるんですよね
こうして田舎には障害児から障害者になった人が多く残ることとなります
限界
今ウチの会社では放課後デイ以外に、就労継続支援事業というものもやっています
これは一般就労が難しい障害を持った方を対象に、働く場所を提供するといった事業です
今現在で確か4~5人ほどの利用者がいます
ただ問題はこれからのことです
まだ4~5人ならいいですが、現状どんどん障害者が増えてきています
そうなると就労支援の利用者もどんどん増えていくわけで・・・
最終的にはとんでもない人数になるんじゃないか・・・
他にも同じような事業所があればいいんですが、残念ながら田舎にあるのはウチの事業所だけです
なのでウチだけに集中してしまうことになります
最悪受け入れ拒否なんてことにもなりかねませんよね
親元を離れられない、しかし就労継続を利用することができない、一般就労も難しい
ただただ家の中で虚無のような日々を過ごす障害者が増えるのでは?と僕は思っています
障害者の行く末はいかに
なぜか近所に多いんですよねー。路上で歌ったり、昼夜構わず叫んだり;引きこもっていて、3年に1度くらいしか姿を見せないとかね。
年齢も20~30代で、親が死んだらどうすんの?と他人事ながら心配になります。
自立しようにも、部屋を貸してくれないでしょうから何歳になってもこどおじ。
邪険にすると激しくキレるので、死刑囚に接する様な感じです;
ああ・・・今までなんの支援も受けてこなかったんですかね
障害を持っている場合、幼いころからある程度の支援を受けておかないとこうなってしまうんですよね・・・