障害

発達障害児の学力問題

 

発達障害児の学力

どーも りゅーざきです

な~んかネタが無いので、また仕事関連の内容にでもします

今回は発達障害児の学力問題ですね

3年ほど発達障害児達を見てきて、僕がこの子達の学力について感じたことをまとめてみようかなと思います

集中できない

基本的に発達障害の子は、勉強が苦手な子のほうが多いです

理由は色々あるのですが、個人的に一番は集中力が無いことですかね

発達障害の特性の一つとして「じっとしていられない」というものがあります

なのでこの子達の場合、集中して問題に向き合うことが難しいんですよね

いつも子供たちの宿題を見ていますが、目を離すとボーッとしている子が多いです

集中するよ~と声をかけても、1分後にはまたボーッとしてしまう

遅い子だと1、2時間かけて宿題を終わらせる日もあるくらいです

こういう子たちには静かな個室を用意して、一人でやらせるのが一番効くんですが、困ったことにウチの放課後デイはそんな個室などありません

周りがうるさい中で宿題をすることになるので、それも集中できない理由の一つなんだよなあ

支援学級

最近の学校って、発達障害児に対する支援が結構しっかりしてて驚きます

僕の時代では普通学級と、あとはダウン症などの重い障害の子が入る学級の2つがありました

なので発達障害の子なんかは、普通学級に入れられていた時代なんですよね

でも今はちゃんと発達障害の子を支援する、支援学級があるんですよ

こんなド田舎の学校にもあるんだから、今はどこの学校にもあるんじゃないかな

支援学級では、普通学級の勉強についていけない子たちのために、授業の難易度を落としてくれたり、宿題もその子用の簡単なものに変えてくれたりしています

授業についていける子のほうが少ないので、これはありがたいですよね

この支援学級が無かったら、皆頭がパニックになってただろうな・・・

鬼門の中学校

ぶっちゃけ小学校までの勉強だったら、なんとか発達障害の子でもついていけます

問題は中学校です

ここで一気にふるい落としが始まります

中学に入ると一気に勉強の難易度が上がるので、ここで一気にダメになる子が続出します

子によっては点数が一桁台常連になる子も・・・

逆にクッソ頭の良い子もいるんですけどね

ただ少数派ですね

この中学でのふるい落としによって、進路を大きく制限されることになる子が多いんですよね

コミュニケーション力

こうしてまとめてみると、やはり勉強面では厳しいことのほうが多いです

でも僕からしたら、勉強できなくても全然大丈夫だと思います

僕も昔勉強大嫌いでしたけど、なんだかんだで楽しく生きてるし(笑)

発達障害の子達は、勉強は頑張らなくても良いから、人とのコミュニケーションスキルを磨くのが良いと思います

学校ってもう嫌と言うくらいいろんな人間と関わるじゃないですか

面白いヤツもいれば、クソみたいなヤツもいる

これから成長するうえで必ず遭遇するはずです

そういった様々なシチュエーションを乗り越えるには、学力よりもコミュニケーションスキルが重要ですよね

ぶっちゃけバカでもコミュ力さえあれば今の世の中生きていけます

逆にコミュ障だとどんなに頭が良くても、詰むことがあります

なので発達障害の子達はできるだけ学校に行って、コミュ力を磨くのが一番良いと僕は思いますね

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