弱者男性ネタ・・・
どーも りゅーざきです
いや~最近弱者男性ブーム来てますね
弱者男性である僕からしたら・・・全く嬉しくないねえ!
ただでさえ孤独な独身、底辺・・・だったり、色々不名誉な肩書を持っていると言うのに、更に変な肩書を増やさないでほしいよ
そしてこの弱者男性ネタにシュバババと勢いよく乗っかってきたコンテンツがある
それが劇場版クレヨンしんちゃんである
一体どういうことなのか・・・解説していきましょう
劇場版クレヨンしんちゃん
ここから先は劇場版クレヨンしんちゃんのネタバレがあるので、気になる方はブラウザバックをお願いします
まず今回の映画では弱者男性が敵として登場しています
社会で散々な目に遭ってきた弱者男性が、超能力を手に入れて暴走するといった内容
いやこれ現実でもあるよねえ・・・失う物が無くなった男がやらかしましたみたいな
キャラの名前は非理谷 充(ひりやみつる)
・・・分かりました?
これ非リア充とかけてんだろ!
もう名前からしていじられていますねえ・・・
こうして弱者男性が敵になっているという事自体が中々複雑な心境なんですが、映画の内容自体も中々気になること満載らしく・・・
皮肉
映画内で非リア充君がひろしに
「誰かを幸せにすれば、自分も幸せになれるんだ!頑張れ!」
と言われるシーンがあるそうです
この言葉が中々皮肉が効いているんですよね
映画内で非リア充君は、ネグレクト、両親の離婚、学校でのいじめ、30歳で非正規のバイトなどなど・・・地獄のような人生を送っています
一方でひろしは既に結婚して子持ち、マイホームも持っている完全勝ち組・・・
そんなひろしにこの言葉をかけられたら、余計ぶっ壊れないか・・・?
少なくとも僕が非リア充君だったら、ああああああああああと暴走モードに入るだろう
映画製作サイドからしたら、最近の弱者男性ブームに乗っかりつつ、世の弱者男性にエールを送りたかったのかもしれないが、これは逆効果ですねえ・・・
評価
この色々と問題の多い映画は、中々に評価が悪いです(笑)
よく映画評論ユーチューバーの動画を見るのですが、ことごとく酷評・・・
まあそりゃそうなるかと
ちょっと今回の映画は生々しいんだよなあ
今までの敵と違って、全然笑えないんだよ(笑)
クレヨンしんちゃんの映画は素直に笑って泣ける映画にしてくれ(笑)
というわけで弱者男性をネタにしすぎるのはやめようね・・・といった話でした
誰かを幸せにできるなどいう思想はおこがましいにもほどがあるのではないかという気がするな。
自分ひとりすら幸せにできんのにさ
確かにそうですね・・
僕も他人の幸せなんかより自分の幸せ最優先です
正直きれいごとだなと思ってしまいますね
野原ひろしが、うだつのあがらないオッサンから、現実的な勝ち組のステロタイプにクラスチェンジしてしまったために発生した悲劇ですな。最近の若者には理解出来ないだろうけど、クレヨンしんちゃん原作の時点だと、正規雇用の平社員よりも、フリーターの方が会社に縛られず自由に働けて給与も良い生き方として、格上扱いやったのよ。
原作の元ネタは不況なんかに負けんじゃね〜という趣旨やったけど…今となっては同じセリフが、ルサンチマンをこじらせてないで働けカス!になってしまう。
ついでに、共感は得られない趣旨になってしまったが、ひろしのポジションに関わらず、解決策としては今も妥当(というか、他に策を見いだせてない…と言うべきか)なのが、更に救いがないって事で、受けが悪いのでしょう。
フリーターのほうが上!?そんな時代があったんですね・・・
僕も子供の頃はひろしは底辺のサラリーマンだと思ってました・・・
今思えばひろし凄いよ・・・
圧倒的勝ち組だよ・・・
弱者男性は女に相手にされず、集団に入ればいじめの対象になり、働いていも低賃金と生きていて何も良いことがありません。
それなのにネタにして馬鹿にするとは酷いなと思った。
弱者男性というネタによって、心理的余裕が生まれる層がいる限り、このコンテンツは続くでしょうね・・・
辛い・・・辛いよ
全く同じことを考えてました。
私も会社員やりながらりゅーざきさんのようにセミリタイア(?)を考えている身です。
どうにも独身の男には優しくない世の中になりましたね。
独身男=笑いのネタという感じになってきてますねえ・・・
いやまあ実際面白いんでしょうけど
悲しいですよ・・・